2018/10/25「高齢者の栄養管理-サルコペニアと栄養ー」についてお話させていただきました
- 管理栄養士辻本の歩み
管理栄養士の辻本です。
本日はリハビリあき訪問看護ステーションにて「高齢者の栄養管理-サルコペニアと栄養ー」について
お話させていただきました。
サルコペニアとは「筋肉が減ること」を指します。
今回は高齢者の栄養管理ということでしたが、サルコペニアは高齢者に限ったことではなく
誰もがなりうるリスクがあります。
体重がや体格がかわっていなくても筋肉が減っていれば、サルコペニアの可能性があります。
最近は予防のために様々な栄養補助食品が発売されています。
最近はBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンというアミノ酸)が強化されたものが
たくさんあります。
BCAAは筋肉で代謝されるアミノ酸で、中でもロイシンは筋肉をつくるスイッチとなります。
美容用のプロテインなどにも含まれているものが出てきましたね。
リハビリや日々の運動の後にBCAA!具体的な量や、内容、摂るタイミングなどはいつでもご相談ください。
もちろん同時に簡単な運動やストレッチについてもいくつかご紹介できればと思います。
本日は栄養補助食品の中からいくつか抜粋し、皆で試食しました。
私が美味しいと思っていたものがあんまりであったりその逆もあり、「おいしさ」っていうのは本当に
人それぞれで、嗜好やこれまでの食経験など様々な要因があるのだなと感じました。
やはり相手に勧める際には美味しいと感じたものをと思いますが、人それぞれ「おいしさ」が
異なるので、こうしていろいろな方の意見を聴くことができるのは私にとってもとても参考になります。
「食事は楽しく、おいしいものを」というのはこだわりたいからこそこういう機会は本当に有難いです。
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最近運動不足だったので、移動は自転車で往復約12㎞の道のりを走りました。
思ったより坂が急で途中で何度か心が折れそうになり後悔しつつも、その後はしっかり
BCAAを摂取しました!!
きっと筋肉が作られていることと思います。
リハビリあき訪問看護ステーションの皆様、いつもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。