2020/02/02寺嶋歯科医院の院内歯周外科実習
- 寺嶋歯科ブログ
こんにちは、歯科医師の熊本です。
昨日、診療終了後に歯科医師と歯科衛生士で院長指導による院内セミナーと院内実習が行われました。
立ち上がって講義を受ける人も。(熱い!)
本日の内容は歯周外科です。歯周外科って何?と思われる方に簡単にご説明します。
歯周外科とは主に歯周病の患者様に対して行うもので、通常の歯ブラシ指導や歯石取りでは治らない重度に進んでしまった歯周病に対して行う外科手術です。
このままだと更に歯周病が悪化し抜歯になってしまう歯でも、この歯周外科よって救うことが出来る可能性が多いに高まります。
最近新聞などでも話題になっているリグロスなどの再生療法も歯周外科の一つです。
今回はチーム医療の一環として、歯科衛生士にも歯科医師と同等レベルの知識をもって治療に一緒に取り組んでいけたらという主旨で、歯科医師向けの講義を衛生士にも受けてもらいました。
その後、主に組織付着療法をメインに衛生士にアシスタントについてもらい実習を行いました。
院長は日本歯周病学会専門医であり、当院を含め他のクリニックでもありとあらゆる種類の何千症例もの歯周外科を経験されているので、切開から縫合まで全てのステップで沢山の知識を与えて下さり、非常に勉強になりました。
また日本歯周病学会認定衛生士の先輩が後輩を指導する場面もあり、誇らしい衛生士チームであることも実感しました。
今後も更に知識と技術を研鑽し、患者様の歯の保存に少しでも貢献できるよう、日々精進していきます!
縫合のデモンストレーションをする院長